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こんにちは。兵庫県宝塚市にある歯医者「はら歯科クリニック」です。
「ホワイトニングにはどのくらいの費用がかかる?」「何回施術が必要なの?」など、ホワイトニングの費用や効果について疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
今回は、ホワイトニングの種類ごとの費用や特徴について詳しく解説します。ホワイトニングの費用を決める要素や、安くする方法などもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングの費用を決める要素は、以下のとおりです。
ホワイトニングの費用を決める大きな要素は、使用する薬剤の種類です。
ホワイトニングの薬剤には、歯科医師や歯科衛生士などの有資格者しか取り扱えないものと、資格がなくても取り扱えるものがあります。2つの薬剤の大きな違いは、歯を漂泊する成分が入っているかどうかです。
ホワイトニングサロンなどで使われる薬剤には、歯を漂白する成分が入っていません。ホワイトニングにかかる費用が安く手軽に始められますが、もとの歯の色よりも白くはできません。
歯科医院で取り扱われる薬剤には、漂泊成分が入っています。着色汚れを落とすだけでなく、もとの歯の色よりも白くできるでしょう。
薬剤の種類によって、歯自体を漂白できるかどうかが異なります。そのため、費用にも差が出るのです。
歯のホワイトニングには、過酸化水素を使うオフィスホワイトニングと、過酸化尿素を使うホームホワイトニングの2種類があります。どちらの薬剤にも漂泊成分が入っているため、もとの歯の色よりも白くできますが、薬剤の濃度は異なります。
基本的に、過酸化水素のほうが過酸化尿素よりも濃度が高いです。過酸化尿素10%が過酸化水素の3%に相当する程度の濃度となります。薬剤の濃度が高いということは、ホワイトニングの効果が高いということです。
過酸化水素を使用するオフィスホワイトニングのほうが、短期間で歯を白くできるでしょう。色持ちが悪いことや、濃度が高いため知覚過敏が出やすいことがデメリットです。
ホームホワイトニングで使用する薬剤は濃度が低いため、オフィスホワイトニングよりも歯を白くするまでに時間がかかります。歯の白さは持続しやすいでしょう。
「今の歯の色よりも1~2トーンくらい明るい自然な白さにしたい」「できるだけ白くしたい」など、どのくらいの白さを求めるかは個人差があります。理想とする歯の白さが明るければ明るいほど、ホワイトニングの施術期間や回数が必要になるため、費用が高くなるでしょう。
歯の質にも個人差があります。1回のホワイトニングでどのくらい歯を白くできるかは、患者様によって異なるのです。
理想とする歯の白さになるまでにかかる期間が異なるため、費用にも個人差があります。
ホワイトニングの費用は、以下のとおりです。
オフィスホワイトニングにかかる費用の相場は、1回の施術ごとに30,000〜50,0000円です。当院では、40,000円で実施しています。
オフィスホワイトニングでは高濃度の薬剤を使用するうえに、薬剤の塗布や特殊な光の照射など、専門的な施術が必要になります。自宅では行えないため、歯科医院に通わなければなりません。
薬剤の濃度が高いため短期間で歯を白くでき、1〜2週間に一度の施術を3~5回受けると理想的な白さになるでしょう。すぐに歯を白くしたい方や、結婚式や留学など、イベントまでに歯を白くしたいという希望がある方に適しています。
色が持続しにくいので、3か月程度でもとの歯の色に戻ることがあります。
ホームホワイトニングにかかる費用の相場は、20,000〜40,000円です。当院では、30,000円で実施しており、薬剤の追加費用は2,500円になります。
ホームホワイトニングとは、マウスピースに薬剤を入れて1〜2時間装着し、歯を白くするホワイトニングのことです。
オフィスホワイトニングよりも薬剤の濃度が低いため、自宅で手軽に行えます。歯を白くするまでに1〜2か月程度かかることがデメリットでしょう。色が持続しやすく、6か月~1年程度歯の白さをキープできることがメリットです。
初回のホームホワイトニングでは、マウスピースを作る費用と薬剤の費用がかかりますが、2回目以降は薬剤の費用しかかかりません。一度マウスピースを作れば、あとは大きな負担なくホワイトニングを行えるでしょう。
デュアルホワイトニングにかかる費用の相場は、50,000〜100,000円です。当院では、60,000円で実施しています。
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。2つのホワイトニングを行うため短期間で歯を白くでき、白さの持続期間も長いです。
1回の施術にかかる費用は高くなりますが、最もホワイトニングの効果を実感できる方法といえます。
1~2年程度歯の白さが持続するため、頻繁にホワイトニングをする必要がありません。できるだけ歯の白さを持続させたい方や、効率的に歯を白くしたい方に適しています。
ホワイトニングは歯科医院で取り扱う施術ですが、保険は適用されません。ホワイトニングは、歯を白くして見た目をよくすることが目的の施術なので、保険は適用されないのです。
自費診療になるため、歯科医院ごとにホワイトニングにかかる費用が異なります。歯科医院によってホワイトニングの料金システムが異なることや、取り扱う薬剤の種類・濃度が異なることから、費用にも違いが生まれます。
事前に歯科医院のホームページなどで、使用する薬剤や薬剤の濃度、費用について確認しましょう。
ホワイトニングには保険が適用されないので、費用が高額になることが多いです。
ホワイトニングの費用を安くする方法をご紹介します。
歯が黄ばむ原因は、歯磨きが不十分なことです。歯の表面に食べ物の色味や汚れが付着することで、歯が黄ばみます。
着色汚れを放置すると、やがて歯の内部にまで浸透します。歯の内部にまで浸透した場合、歯磨きでは着色汚れを落とせなくなるでしょう。歯を白くするには、ホワイトニングで漂白するしかありません。
頑固な着色汚れをなくすには、何度かホワイトニングを行わなければならないでしょう。回数が増えれば、費用が高くなります。
定期的に歯科検診を受けることで、着色汚れを予防できます。歯科検診を受ければホワイトニングの費用が安くなるわけではありませんが、着色汚れを予防できればホワイトニングの回数を減らせるでしょう。費用を安くすることにつながります。
毎日の歯磨きで着色汚れを予防することも、ホワイトニングの費用を安くする方法といえます。ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使っても、もとの歯の色より白くなるわけではありません。
しかし、毎日の歯磨きで着色汚れを予防することで、1回のホワイトニングの効果を高められます。ホワイトニングの回数を減らすことにつながるでしょう。
美容サロンなどを利用してホワイトニングをするのも方法の一つです。サロンで行うホワイトニングの費用は、1回あたり5,000~8,000円程度と、歯科医院で行うホワイトニングよりも安い場合が多いです。
しかし、先述したように歯科医院で使用する薬剤とは異なり、歯を漂泊する成分は含まれていません。もとの歯の色より白くはできないことを理解しておきましょう。
ホワイトニング費用は、使用する薬剤の種類や濃度によって変動します。希望の歯の白さや歯の質にも個人差があるため、ホワイトニングを受ける回数も変わるでしょう。薬剤の種類や濃度、ホワイトニングを受ける回数は、費用に影響します。
ホワイトニングの種類や濃度によってメリット・デメリットがあるため、いつまでに歯を白くしたいのか、色の持続時間はどのくらいがよいのかなどを比較して検討するとよいでしょう。
ホワイトニングを検討されている方は、兵庫県宝塚市にある歯医者「はら歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。