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自宅で行う歯のホワイトニングとは?メリットや注意点を解説!

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こんにちは。兵庫県宝塚市にある歯医者「はら歯科クリニック」です。

ホームホワイトニングで白くなった歯を指さしている

ご自宅で行う歯のホワイトニングは「ホームホワイトニング」とよばれています。歯科医院でマウスピースを作製したあとに、ホワイトニングジェルを使用して、自宅で好きなタイミングでホワイトニングが可能です。

今回は、ご自宅で行う歯のホワイトニングについて、メリットや注意点などを解説します。

自宅で行う歯のホワイトニングとは?

ホームホワイトニングで白くなった歯を強調している

ご自宅で行う歯のホワイトニングは「ホームホワイトニング」とよばれています。ホームホワイトニングとは、ご自宅で行う歯の美白方法です。歯科医院に毎回通うことなく、ご自身のライフスタイルや好きな時間に合わせて行えるのが特徴です。

初回のみ歯科医院に来院し、歯科医師の診断とアドバイスを受け、ご自身のオーダーメイドのマウスピースを作製します。マウスピースは歯の形にぴったり合うように設計され、口腔内で適切な位置に固定できるため、ホワイトニング剤が均等に歯に接触し、美白効果を得ることが可能です。

ホームホワイトニングに使用する薬剤は、主に過酸化尿素が含まれています。過酸化尿素は、時間をかけて歯の内側まで浸透し、内部から歯を白くします。これにより、歯が自然に白く見えるようになるのです。

ご自宅で行う歯のホワイトニングは、歯科医院への頻繁な通院を必要としないため、お忙しい方や歯の内部までしっかり白くしたいという方に向いている方法です。

ホームホワイトニングのメリット・デメリット

メリットとデメリットのイメージ

ホームホワイトニングはご自宅で行えるため自由度が高い治療法ですが、効果が緩やかなどのデメリットがあります。以下、ホームホワイトニングのメリットとデメリットを解説します。

ホームホワイトニングのメリット

ホワイトニングのメリットは、以下のとおりです。

好きなタイミングで行える

ホームホワイトニングの最大のメリットは、ご自身の好きなタイミングで行える点です。

一度だけ歯科医院を受診し、専用のマウスピースとホワイトニング剤を受け取れば、その後の施術はご自宅で行えます。働きながらでも、家事をしながらでも、または寝ている間でも行えるため、ご自身のライフスタイルに合わせて自由に計画することが可能です。

マウスピースの装着時間は、使用するホワイトニング剤のメーカーや種類、濃度によって異なります。高濃度のものであれば装着時間が30分ほどですが、なかには就寝中の長時間装着が必要となる場合もあります。

ホームホワイトニングは、ご自身のライフスタイルや好みに合わせて選択できるのが大きな特徴です。

白さが長持ちする

ホームホワイトニングのもうひとつの大きなメリットは、白さが長持ちするという点です。

ホームホワイトニングは、白さが定着するまでに約2〜3週間を要しますが、効果は長く続きます。オフィスホワイトニング(歯科医院で行うホワイトニング)の場合、効果が3か月から半年程度持続するのに対し、ホームホワイトニングは、通常1〜2年ほど効果が続くといわれています。

ホームホワイトニングの長期的な効果は、毎日ご自宅で少しずつ行うことによる積み重ねによるものです。過酸化尿素がゆっくりと歯に浸透し、内部から白くするため、白さが根本から実現され、長持ちするのです。

しかし、効果を維持するためには、毎日のケアが欠かせません。特に、食事や喫煙などによる着色や再汚染を防ぐためのケアが重要といえるでしょう。

長期的に見ると費用が安い

ホームホワイトニングでは、初回に歯科医院にてご自身専用のマウスピースを作製しますが、マウスピースは一度作ってしまえば何度でも再利用が可能です。つまり、2回目以降のホームホワイトニングでは、前回作製したマウスピースを使い続けることができます。そのため、2回目以降に必要な費用は、ホワイトニング剤の費用だけとなり、大幅にコストをおさえることが可能です。

ご自宅で行う歯のホワイトニングは初回のマウスピース作製費用が必要ですが、長期的に使用することで、結果的には全体の費用をおさえられるでしょう。

知覚過敏が起こりにくい

ホームホワイトニングのメリットには、知覚過敏が起こりにくいという点も挙げられます。これは、使用される薬剤が「過酸化尿素」によって構成されているためです。

過酸化尿素は、一般的にホワイトニングで使用される「過酸化水素」よりも効果が緩やかで、安全性も高いとされています。

一方、オフィスホワイトニングでは過酸化水素が用いられることが多く、強力な効果によって、歯に痛みや違和感を引き起こすことがあるのです。

しかし、過酸化尿素を使用するホームホワイトニングでは、これらの問題が起こりにくいというメリットがあります。そのため、痛みに敏感な方や過敏性の方でも、ホームホワイトニングなら安心して歯を白くすることができるでしょう。

ホームホワイトニングのデメリット

ホームホワイトニングのデメリットは、以下のとおりです。

白くなるまでに時間がかかる

ホームホワイトニングの効果が顕著にあらわれ始めるまでに、通常2週間以上の時間が必要とされています。なぜなら、前述したように、過酸化尿素は徐々に歯の内部に浸透し、ゆっくり歯を白くする薬剤だからです。

即効性を求める方からすると、ホームホワイトニングは適していないといえます。たとえば、特定のイベントや記念日に合わせて早く歯を白くしたい場合などは、オフィスホワイトニングのような即効性のある方法を選ぶのがよいでしょう。

長時間マウスピースを装着しなければならない

ホームホワイトニングは、使用するホワイトニング剤の濃度によりマウスピースの装着時間が変わります。濃度が高いものであれば、1回あたり約30分の装着で十分ですが、逆に濃度が低いものは2時間以上、場合によっては就寝中ずっと装着し続けることが求められます。

長時間マウスピースを装着することにストレスを感じることもあるでしょう。特に、口元に異物感をもちやすい方や寝ている間に何かを装着していることに抵抗感を感じる方にとっては、ホームホワイトニングはやや不便かもしれません。

オフィスホワイトニング・デュアルホワイトニングとの違い

クエスチョンマーク

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニング方法で、専門のスタッフが施術を行います。特別なライトを使い、ホワイトニング剤の反応を活性化させることで、短時間で効果を得ることができます。オフィスホワイトニングの特徴は、即効性とトラブルに早急に対応できる安全性です。

一方、デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法です。オフィスホワイトニングで即効性を得つつ、ホームホワイトニングで効果を長期に維持させます。これにより、美しい白さを手に入れるとともに、白さを長く保つことができるのです。

それぞれのホワイトニング方法には、メリットやデメリットがあります。ご自身のライフスタイルや期待する効果、予算などに合わせて、適切な方法を選択しましょう。

ホームホワイトニングの流れ

FLOWをあらわす積み木

ホームホワイトニングは、マウスピースを作製したら、通院せずご自宅で歯のホワイトニングを行います。

ただし、問題がないかのチェックやホワイトニング剤の追加購入で定期的に通院する必要があります。

マウスピースの作製

ホームホワイトニングを始める前に、まず歯科医院にてご自身の歯型に合わせたマウスピースを作製します。歯を型取り、型取りに基づいて専用のマウスピースが作られます。

マウスピースの作製期間は歯科医院によって異なりますが、一般的には数日から1週間程度です。

ホワイトニング剤の使用方法の説明

マウスピースが完成したら、歯科医師からホワイトニング剤の正しい使い方、注意点などを詳しく説明されます。

ご自宅でホワイトニング

マウスピースとホワイトニング剤を受け取ったら、ホワイトニングを開始します。

装着時間は製品や歯科医師の指示によります。また、毎日実施する場合と、2~3日おきに実施する場合などがあり、実施する頻度についても歯科医師の指示に従ってください。

効果の確認

ホワイトニングを行ったあとは、再度歯科医院にて効果を確認します。

ホワイトニングによる効果や歯の健康状態をチェックします。

定期的なメンテナンス

ホームホワイトニングのあとも、食事や飲み物による着色や自然な色素沈着を防ぐため、定期的なケアが必要です。ホワイトニング剤の追加購入や、定期的なクリーニングを行いましょう。

ホームホワイトニングを行うときの注意点

拡声器で注意をうながす

オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師が行うため、万が一のトラブルに対して早急に対応できます。

一方、ホームホワイトニングはご自宅でご自身が行うため、歯科医師の指示を守ることが重要です。

指示量を守る

ホワイトニング効果を早めたい、より白くしたいという思いから、薬剤の用量を増やす方や濃度を高める方がいるかもしれません。

しかし、適量以上のホワイトニング剤を使用することで、逆に知覚過敏や歯茎への刺激などの問題を引き起こす可能性があります。歯茎にホワイトニング剤が付着すると、痛みが生じることがあります。この痛みは、使用量が多いほど強くなる傾向にあるため、きちんと指示された量を守ることが重要です。

ホームホワイトニングは自己判断で用量を変えるのではなく、歯科医院の指示を必ず守りましょう。

ホワイトニング後は一定時間飲食をひかえる

ホワイトニング直後の歯は非常に敏感で、一時的にダメージを受けた状態となっています。過酸化尿素により歯の表面が一時的にダメージを受け、特に着色しやすい状態といえるでしょう。

ホワイトニング後は、最低でも30分から2時間程度、水以外の飲食はひかえることが推奨されています。ホワイトニング後に食事制限をすることで、ホワイトニング効果を持続させ、長期的な歯の美白を維持することが可能となるのです。

マウスピース装着中は食いしばらない

マウスピースは個々の歯型に合わせて作られ、歯の表面全体に均一にホワイトニング剤が行き渡るように設計されています。そのため、マウスピースはご自身の歯型にしっかりフィットするようになっており、噛みしめる必要はありません。

強く噛みしめると、マウスピース自体が破損する可能性があります。破損すると、新たにマウスピースを作り直さなければならず、手間と費用が余計に発生してしまいます。さらに、マウスピースが破損すると、ホワイトニング剤が均一に行き渡らず、効果にムラが出てしまうことがあるのです。

マウスピースを装着している間は、無意識に噛み締めないように注意し、装着時以外も丁寧に扱いましょう。

まとめ

ポイントをまとめる歯科医師

ホームホワイトニングは、ご自身のペースで実施でき、白さも長持ちするためメリットの大きいホワイトニング方法です。

一方、歯科医院で行うオフィスホワイトニングは即効性がありますが、効果の持続期間はホワイトニングより短く、白さを維持するために何度も通う必要があるため、費用も高額となります。それぞれのデメリットを補うホワイトニング方法が「デュアルホワイトニング」です。オフィスホワイトニングで歯をすぐに白くし、ホームホワイトニングで白さを長持ちさせる方法です。

ホームホワイトニングは一度マウスピースを作製してしまえば、何度も使い続けられます。費用をおさえたい方や、自然な白さを長期間持続させたい方に向いている方法といえるでしょう。

ホームホワイトニングを検討されている方は、兵庫県宝塚市にある歯医者「はら歯科クリニック」にお気軽にご相談ください。

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